Netflixのおすすめドラマ
Netflixで見るべき海外ドラマを選びました。お盆休みやお正月休みに海外ドラマで息抜きしてみてはいかがでしょうか?
Netflix開始と同時に加入して一年近く経過しました。
夏休み、夏季休暇に楽しめるオススメのドラマをご紹介します。
NetflixとHuluの違い
その前に、NetflixとHuluの違いをご案内します。
NetflixはHuluと比べるとイギリス系のドラマが多く、Netflixオリジナルドラマが頻繁に入ってきます。映画のセレクトも映画ファンよりなラインナップになっています。「マッドマックス:怒りのデスロード」がDVD発売1ヶ月後に追加されたのはちょっと驚きましたけどね。
ドラマのシーズンもど~んと一気にフルシーズンが入ってきたりします。
Netflixでは1シーズンと3シーズンが追加といった歯抜け状態はほとんどありませんし、毎週1話追加といったもったいぶったドラマの追加もありません。
HuluはHBOのドラマが入っているのが魅力です。
ただ「アントラージュ」「シック・フィート・アンダー」もずっとシーズン途中までで最終話まで配信してくれるのかが心配ですね。
Netflixで絶対に見るべきドラマ
男性スタッフ、女性スタッフ両方で高評化のドラマをご紹介します。
ライン・オブ・デューティ
数々の賞を受賞しているイギリスのドラマで、特殊部隊から警察内部の不正を監視する内部調査部に配属された若手刑事を中心としたドラマで、かなり面白いです。
シーズン5も制作されているようで、Netflexではシーズン2まで見ることができます。
内部調査部の話なのでハデな銃撃戦などのアクションはありませんが、警察内部の不正を調査するための駆け引きや、地味な調査や推理が丁寧に描かれており、地味ながらスリリングで、イギリスドラマらしい演出です。
ストーリー展開にも無理がなく、それでいて面白い展開へとストーリーが進むので一気に見てしまいます。
ドラマでは人の名前の前に「DCI(警部)」や「DC(巡査)」などの階級を付けて呼び合うイギリス警察の決まり事や、「ちょっと休め」と上司がティーセットを運んでくるなど、イギリスらしさも楽しめます。
シーズン1では「ウォーキング・デッド」でモーガンを演じているレニー・ジェームスが、ターゲットとなる不正刑事として出演しています。もともとはイギリス出身の役者だったんですね。
ブレッチリー・サークル
第二次世界大戦の時にイギリスのブレッチリー・パークの暗号解読機関で暗号解読をおこなっていた女性が、終戦後におきた連続殺人事件を仲間と一緒に暗号解読の手法で犯人を推理していくサスペンス風ドラマです。もうこれだけで面白そうですよね。
ブレッチリーパークといえば、ベネディクト・カンバーバッチ主演の「エニグマ」にも登場した暗号学校です。先に「エニグマ」を見てからこのドラマを見るとより面白いと思います。
イギリスのドラマなので、ハデな演出はありませんが、二転三転しながら暗号解読のノウハウを使って犯人を推理してく過程を丁寧に描くことで作品にアクチャリティーが生まれています。
終戦後の女性の立場やライフスタイルなども作品に盛り込まれていて、当時のイギリスを垣間見ることもできます。時代考証もよくできてそうですね。
ハウス・オブ・カード
アメリカの政治の裏舞台をシニカルに描いた作品で、デビッド・フィンチャーが制作していることでも話題とななったNetflixオリジナルドラマです。
第一シーズンはテンポが悪かったのですが、第二シーズンからテンポもよくなり、ストーリーもかなり面白くなります。
特に第二シーズンの後半からの大統領席の奪い合いは面白いです。
スキャンダル合戦からスパイの送り合い、周りの人物も勝ち馬に乗ろうと右往左往して裏切ったり、裏切らせたり、大統領の椅子を賭けて殴り合いのような政略が繰り広げられます。
Netflixでは第4シーズンまで見ることができます。
オレンジ・イズ・ニューブラック
女囚刑務所をコミカルに時にはシリアルに描いたNetflixオリジナルドラマです。登場人物はどのキャラクターもユニークで日本人とスコットランド人のハーフの女優キミコ・グレンも出演されてますよ。
女優のジョディ・フォスターや、俳優のアンドリュー・マッカーシーが監督として参加しています。
1stシーズンは主要人物のチャップマンを中心にストーリーがダラダラと進むので、観ていて「これ面白いの?」と思いますが2ndシーズンからキャラクターも増えてドンドン面白くなっていきます。1stシーズンだけ我慢して観てください!!
アメリカン・ホラーストーリー
gleeのプロデューサーが贈るモダンホラー作品です。モダンホラー独特の脚本や演出が再現されていて、歴代のモダンホラーのエッセンスが凝縮された「モダンホラーの総括」とも言えるドラマになっています。
ミュージシャン関係にファンが多いようで、第2シーズンではMaroon5のアダム・レヴィーンが登場していて、ダサく無残に殺されます。この殺され方は本人は喜んでると思いますよー。^^
第5シーズンにはレディ・ガガも主演クラスで出演していて、ミュージシャンにはこのドラマのファンが多いようですね。
アメリカン・ホラーストーリーはシーズンごとに完結し、時代や舞台が変わった新しいストーリーのシーズンとなりますが、出演者はそのままでそれぞれが異なる役を演じるユニークな設定です。
第1シーズンは現代の「家」が舞台となっていて、呪われた家に引っ越してきた家族に災いが降りかかります。
第2シーズンは精神病棟が舞台となっています。ジェシカ・ラングと精神病院ということで映画ファンの方は「女優フランシス」を思い浮かべるのでは無いでしょうか?
第3シーズンはキャシー・ベイツも加わり、アカデミー女優の共演となっています。さらにアカデミー主演女優にノミネートされたアンジェラ・バセットや、ガボレイ・シディベも出演する豪華な女優陣で、魔女の頂点を競う魔女学校が舞台となっています。
タイトルに使われているフォントが印象的ですが、忠実に再現されたフォントが$35でリリースされています。
フリーフォントでは下記の2つが似ています。
Hill House Font
Chelsea Studio V2 Fonts
ベターコール・ソウル
ドラマ「ブレイキング・バッド」のスピンオフドラマで、ウォルターと組んで金儲けしていた弁護士のソウル・グッドマンが主役です。
ソウル・グッドマンでは無く、ジミー・マッギルとして駆け出しの貧乏弁護士の時代が描かれており、ブレイキング・バッドでお馴染みのマイク・エルマントラウトや、トゥコ・サラマンカなどもドラマに出てきますよ。
ブラックリスト
伝説の犯罪者レッドが突然FBIに出頭してくる。レッドはFBIに協力して「ブラックリスト」に載っている凶悪犯人の逮捕に協力する。しかし、そこにはある目的があり・・・といったFBI系の犯罪ドラマです。
CSIや、パーソン・オブ・インタレストなどのドラマが好きな方はハマると思いますよ。
イケメン俳優だったジェームズ・スペイダーの変貌ぶりに驚かされます。
ロンドン・スパイ
ゲイの青年が殺された恋人や殺された理由を追求していくドラマです。サスペンスドラマではなく、殺された恋人への想いから真実を追求するラブロマンスともいえるピュアでストイックなドラマです。
映画「パフューム」で主役を務めていたベン・ウィショーのゲイの演技がとても巧いと思ったら、私生活では男性と同性婚されていたんですね。
シャーロット・ランプリングも出演していて、あの高貴で涼し気な目元は健在でした。
ビリオンズ
ドラマ「HOMELAND」でブロディ役を演じていたダミアン・ルイスと「サイドウェイ」のポール・ジアマッティのW主演による投資家と検事との戦いを描いたドラマです。
インサイダー取引など不正な行為も行いながら巨万の富を手に入れていく投資家のボビーを潔癖な正義感溢れる連邦検事のチャックが追い詰めていく骨太のドラマですが結構面白いです。
ジ・アメリカンズ
冷戦時代のアメリカでスパイ活動するロシアのスパイ夫婦のドラマです。
このドラマが面白いのは、旦那はアメリカの自由でモノに溢れている資本主義にどっぷり浸かって「このまま奥さんと子ども達とアメリカに亡命して暮らしたい」と考えていますが、奥さんは共産主義に忠誠を誓っています。
この複雑な夫婦関係や葛藤、ロシアからの指令の遂行など見どころが多いドラマになっています。
マーベル、ヒーロー系
アベンジャーズやマーベルヒーロー系のドラマが揃っていのもNetflexの特徴です。
デアデビル
ベン・アフレックの映画版は大ゴケしてしまいましたが、ドラマ版は見応えのある等身大のダークヒーロー作品になっています。もちろんエレクトラや、パニッシャーなども登場しますよ。しかも映画よりかっこいい。
Netflixのマーベル系ではオススメの作品です。
ジェシカ・ジョーンズ
女性プロデューサーメリッサ・ローゼンバーグ(映画トワイライト脚本家)による女性ヒーロー作品。
主役のジェシカ・ジョーンズは腕力やジャンプ力など高い身体能力を持つキャラクターで、ブレイキング・バッドでもお馴染みのクリステン・リッターが演じています。
1stシーズンでは、ジェシカのトラウマとなった人を操ることができるキルグレイブとの死闘が描かれています。
ジェシカの躁鬱な性格と行動が受け入れられない人も多いようで、見る人を選ぶ作品になっています。
2ndシーズンの制作も進んでおり、ドラマに登場する怪力&鋼の肉体を持つルーク・ケイジもNetflixでのドラマ化が進んでいます。
ゴッサム
バットマンの主人公ブルース・ウェインの少年期と、ジム・ゴードンが血気盛んな若い刑事の時代を描いた作品で、ブルース・ウェインの両親が殺されたところから始まります。
バットマンでお馴染みの悪役ペンギンがイケメンキャラクターとなって登場しており、正直ジム・ゴードンのストーリーよりペンギンのエピソードの方が面白いです。
ちょっとテンポが悪く、アメリカでも視聴率が下がってきていますね・・・。
センス8
マトリックスのウォシャウスキー姉弟が手掛けるドラマで、なんとなく「HEROS」に似ています。
世界各国に住んでいる男女8人の視覚や意志が繋がり、徐々に自分たちの使命に気づいて行き・・・といったストーリーで1stシーズンは謎だらけで終わります。
また風呂敷を広げすぎている印象がありますが今後に期待の作品です。
その他
学園ホラーをドラマ化した「スクリーム」や、ロンドンの老練な刑事を描いた「リバー」、世界一の麻薬王パブロ・エスコバルを描いた「ナルコス」、ファンタジーゲームのようなドラマにアレンジされた「コロンブス」など、海外ドラマが充実していますよ。