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GA4とタグマネージャーでバナーや電話番号のクリックを測定する方法

バナーや電話番号のクリック数は、Google Analytics 4(GA4)とタグマネージャーで簡単に測定することができます。

設定はシンプルで簡単です。

既にGA4とタグマネージャーを利用している事が前提の手順となります。

バナーのHTMLタグを確認

今回は測定しやすいように、ウェブサイトのバナーのHTMLにID属性タグを追記しています。もちろんclass属性でも測定は可能です。
サンプルは下記になります。

HTML
<a href="https://test.com/" class="side-banner" id="side-banner">
<img src="banner.jpg">
</a>

ID属性のside-bannerがクリックされると、タグマネージャーのトリガーが発動してGA4にカウントされるのが目的となります。

タグマネージャーを設定

あとはタグマネージャーでトリガーとタグを設定していくだけです。

トリガーの設定

まずはトリガーを下記のように設定します。

タグマネージャートリガーの設定

(2)は任意でOKです。今回は「サイドバナークリック」としています。

(3)のトリガータイプは「クリック-リンクのみ」を選択

(4)イベント発生は「Click ID」「含む」「side-banner」を設定します。
イベント発生にclass属性を使う場合は「Click ID」を「Click Classes」に変更してください。

測定が上手くいかない場合

クリック測定で上手くいかない場合は、トリガータイプや、イベント発生の設定を変更すると測定が上手く行きます。

例えばトリガータイプを「クリック - すべての要素」に変更したり、イベントの発生を「Click Element」や「等しい」などに変更して見てください。

タグの設定

タグの設定をおこないます。今回は全ページを対象にしていますので下記のように設定します。

タグマネージャー タグの設定

(2)タグ名は任意でOKです。今回は「サイドバナー測定」としました。

(3)は「GA4 イベント」を選択します。

(4)は、全ページを対象にするため、ページビュー用に使っているタグを利用することができます。もちろん新しいタグ設定を利用しても大丈夫です。

(5)イベント名は「GA4のイベント名」として表示されます。分かりやすいイベント名が良いでしょう。

(6)トリガーは作成した「サイドバナークリック」を選択します。

設定は以上となります。

tag Assistantで確認

「プレビュー」ボタンをおして、tag Assistantで確認します。

バナーをクリックした時に「Tags Fired(タグ発火)」に、「サイドバナークリック」タグがあれば設定は問題ありません。

GA4バナークリック測定

「公開」ボタンを押して完了です。

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