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Windows10:復元ポイント、システム修復、回復ドライブ、リカバリー、バックアップの違いと設定方法

Windows10にはパソコンの不具合を回復する機能や、バックアップの機能が複数あります。
そのため「どんな機能なのか?」「使い所は?」など利用者が混乱しています。

実はとても簡単で、パソコンを保守してくれる強力な機能であることが分かります。

復元ポイント、システム修復、回復ドライブ、リカバリー、バックアップの違い

復元ポイントシステム修復ディスクは、Windowsの修復機能として同じグループになります。しかもシステム修復ディスクは不要です。

回復ドライブとはリカバリーディスクのことです。
Windows7まで「リカバリーディスク」と呼ばれていました。

バックアップにはシステムバックアップと、ファイルバックアップ2種類のバックアップ機能が用意されています。

呼び名は多いのですが「復元ポイント」「回復ドライブ」「バックアップが2種類」の3つだけを覚えておきましょう。

復元ポイントとは

不具合前のWindowsに戻すことができる機能です。

Windowsは定期的に復元ポインを自動で作成します。アップデート前には必ず復元ポイントが作成されます。

もしWindowsに不具合が発生したら、復元ポイント機能を使って、不具合が発生する前のWindowsに戻すことができるのです。

例えば復元ポイントに1月1日や3月1日があれば、1月1日や3月1日の状態に戻すことができます。

復元ポイントは、Windowsアップデート前後やアプリケーションをインストールした時などに自動で作成されますが、手動で作成することもできます。

ソフトやドライバーのインストールやアンインストール前に復元ポイントを作成しておくと、作業を失敗しても復元ポイントを利用してやり直すことができます。

復元ポイントの作成方法と復旧方法

システム修復ディスクとは

Windowsが起動できなくなると、復元ポイントやバックアップイメージを使って復旧することができません。

しかし、システム修復ディスクを使うと修復メニューを起動することができ、復元ポイントやバックアップイメージから修復することができます。

システム修復ディスクの作成にはCD-R、DVD-Rが必要となりますが、回復ドライブ(リカバリーディスク)にも同様の機能が備わっています。

つまり、回復ドライブを作成すれば、わざわざシステム修復ディスクを作成する必要はありません。

回復ドライブ(リカバリーディスク)とは

Windows7では「リカバリーディスク」と呼ばれていた機能です。

回復ドライブには2つの機能が備わっています。

  1. Windowsを初期化(工場出荷時)することができます。
    つまりWindowsが再インストールされます。

    回復ドライブでWindowsを再インストールした場合、回復する時に一部のソフトやドライバーの削除、レジストリの初期化などが行われます。

  2. もうひとつは、システム修復ディスクと同じように、起動しなくなったWindowsでも修復メニューを表示させ、復元ポイントやバックアップイメージから修復させることができる機能です。

【回復ドライブを作成するタイミング】

回復ドライブを作成するのは1度だけです。PCを使い始めた時に回復ドライブを作成すると良いでしょう。

ノートパソコンやメーカーのパソコンにはリカバリーディスクが付属していたり、またはハードディスク内にリカバリー領域が用意されています。また、簡単にリカバリーすることができるソフト(機能)が用意されていることもあります。

回復ドライブやリカバリー領域が無い場合は、回復ドライブを作成します。

【回復ドライブで必要なもの】

回復ドライブの作成には32GBのUSBメモリーが必要となります。
※16GBのUSBメモリーでも可能な場合もあります。

【回復ドライブ作成の時間】

パソコンやUSBメモリーの性能によりますが、30分~3時間ほどかかります。

回復ドライブの作成方法

Windows10のバックアップ機能

Windwos10のバックアップには2つのバックアップ機能があります。

1.システムのバックアップ

Windowsやソフトがインストールされているシステム、ドライブをまるごとをイメージファイルとしてバックアップします。

今までは復元ドライブでWindowsを回復しても、ソフトやドライバーなどが削除されるため、再びソフトやドライバーをインストールする手間がかかりました。

システムをバックアップしていれば、その手間はなくなります。

必要なソフトのインストールや設定が完了した最高の状態のWindowsをバックアップしていれば、いつでも最高のWindowsに戻すことができます。

また、バックアップはCドライブ以外のDドライブやEドライブなども含めることができます。

CドライブにWindows、Dドライブにソフトをインストールされている場合でもバックアップすることができます。

【バックアップできる保存先】

外付けHDD、DVD-R、パソコン内の違うHDD(または違うパーティション領域)に保存することができます。

USBメモリーにはシステムイメージを作成することはできません。

【バックアップファイルの特徴】

バックアップ先のドライブに「WindowsImageBackup」フォルダーが作成され、ファイルがバックアップされます。

システムのバックアップは上書きされるため、バックアップの世代を保存する場合は、フォルダー名を「WindowsImageBackup」から「WindowsImageBackup-01」などに変更する必要があります。

2.ファイルのバックアップ

指定したフォルダーを定期的に保存することができます。

業務用のファイルが入っているフォルダーを10分毎や2時間毎にバックアップすることができます。

バックアップするフォルダーは複数設定することができ、除外するフォルダーも設定することができます。

バックアップは上書きされないため、3世代前のバックアップファイルを復元するといったことも可能です。

もちろんバックアップの保持期間を設定することも可能です。

Windows10の最適な保守方法

まず「回復ドライブ」は必ず作成しておきましょう。

次にソフトのインストールや設定などが完了してから「システムのバックアップ」をおこないます。

システムのバックアップは半年に一度をおこなうとより安全かと思います。

ファイルのバックアップは、自分の好みに合わせて行うと良いでしょう。
当社は違うソフトを使ってファイルをバックアップしています。

復元ポイントは自動で作成されるので、頻繁にソフトやドライバーのインストール・アンインストールを行わなければ、手動で復元ポイントを作成する必要もないでしょう。

必要最小限の保守は下記になります

  • 回復ドライブ:1度だけ作成
  • システムバックアップ:半年に1度程度おこなう。
  • ファイルバックアップ:任意
  • 復元ポイント:Windowsが定期的に作成するので不要

作業は比較的簡単です。不測の事態に備えて上記のバックアップを取っておくことをお薦めします。

トラブルケーススタディ

実際にどういった時に復元ポイントを使ったり、バックアップを使うかを紹介します。

パソコンの動作がおかしくなった

昨日からパソコンの動作がおかしくなったんですよ

それなら復元ポイントで修復できるよ。
1週間前に復元ポイントがあるので、システムを1週間前の状態に戻してみよう

マイドキュメントのファイルやメールはどうなりますか?

それは大丈夫だよ。
ただし、3日前に設定した内容や、データの一部が一週間前の状態になるから、その点は別途バックアップしておこう。

PCが起動しなくなった場合

PCが起動しなくなりました。
Windowsから復元ポイントの機能が操作できません。

回復ドライブを使うと大丈夫だよ。
PCに回復ドライブを差し込んで起動すると、回復メニューが表示されるよ。
回復メニューでまずは復元ポイントを使って回復するか試してみよう。

いくつかの復元ポイントを選んで回復を試しましたがダメでした

そうなると回復ドライブを使ってWindowsの再インストールになるね

えー、またOfficeやAdobeなどのインストールや設定をするんですか?

そうなるけど、Cドライブのシステムバックアップはあるかな?

はい。OfficeやAdobeなど全てをインストールした後にバックアップしています

それなら回復ドライブのメニューから、そのシステムバックアップを選べばOfficeやAdobeなどがインストールした状態で回復できるよ。

PCが起動しました。
OfficeやAdobeもインストールされています。だけど設定などはバックアップした当時のままです。

システムのバックアップは定期的に保存した方がいいね。
システムのバックアップは上書き保存されるので、保存されたフォルダ名を変えることで、複数のシステムバックアップを保管できるよ。

なるほど。半年に一度や、大きなソフトをインストールした時にシステムのバックアップをおこないます。

それからファイルはできるだけCドライブ以外に保存するようにしよう。

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