GLOSSARY
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ウェブマーケティング用語
英数
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D2C
D2C(Direct to Consumer)とは、自社の商品を直接顧客に提供する仕組みのことです。
簡単なケースでは、自社のECサイトで商品を販売するのもD2Cの一例となります。
D2Cの最大のメリットは、顧客情報や顧客の意見を収集することができ、商品開発やサービスに活用することができる点です。
このメリットを活用しなければ、モール系のECサイトで商品を販売するのと変わりません。D2Cは、自社のECサイトで商品を販売するためSNSとの親和性が高く、新しいブランドの場合は、SNSのマーケティングが鍵となります。
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FGI
フォーカス・グループ・インタビュー(Focus Group Interview)の略で、定性調査の一手法です。
5~6人の対象者とモデレーターと呼ばれる司会者とで、座談会形式でインタビューします。
複数人が会話しながら意見を出し合うため、意見も活発になり、多くの情報を収集しやすくなります。ただし、グループの中に個性や主張が強い対象者がいると、他の対象者の意見にも影響を与えることがあります。
また、モデレーターの役割も重要です。
対象者が本音を言いやすい雰囲気や、意見にベクトルが働かないようにしたり、中立な立場で対象者に配慮しつつ、意見が活性化するようにハンドリングする必要があります。
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CTC
クリック トゥ コンバージョン(Click To Conversion)の略で、広告クリック数に対するコンバージョンの割合のことです。
CTC = コンバージョン数 ÷ クリック数広告Aをクリックして訪れたユーザーが100名で、コンバージョンが15件の場合、広告Aのパフォーマンスは下記になります。
15 ÷ 100 = 15%
CTCが高い広告ほど、パフォーマンスが良い広告となります。
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CVR
コンバージョンレート(Conversion Rate)の略で、目標達成率のことです。
CVRの基準となる数値は目的に応じて使い分けます。CVR = コンバージョン数 ÷ ユニークユーザー数
CVR = コンバージョン数 ÷ セッション数
CVR = コンバージョン数 ÷ ページビュー数ウェブサイトに訪れたユニークユーザーが100名で、コンバージョンが15の場合、CVRは下記になります。
15 ÷ 100 = 15%
ユニークユーザーが1000名で、コンバージョンが50の場合、CVRは下記になります。
50 ÷ 1000 = 5%
この場合、ユニークユーザーは10倍に増えたが、コンバージョンに関係しないユーザーを多く呼び込んでいる事になります。
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CX
CXとはCustormer Experience(カスタマー・エクスペリエンス)の略語で、企業が顧客(Custormer)に価格以上の価値・体験を提供するブランド・マーケティングのことです。
店舗でのサービスや、TV、ウェブサイト、SNS、サポートなど、様々なチャネルに合わせてマーケティング活動をおこない企業のサービスや製品に共感してもらうことでブランドやサービスを確立させます。
UX(User Experience)はCXとは似ていますが、UXの場合は顧客が製品・サービスを使うことで得られる価値や体験のことで、CXをAppleとした場合、UXはiPhoneやAppleのウェブサイトが該当します。
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KEI
KEIとは「Keyword Effective Index」の略で「キーワード有効性指数」のことです。
KEI値が高いほど有効性が高く、SEOや検索連動型広告でも、費用対効果の高いアクセス、コンバージョンとなります。
KEIの計算式
KEIは下記の数式となります。
KEI = (検索回数×2乗) ÷ (検索対象ページ数)
KEIの具体例
例えば、ヤフーでキーワード「インターネット広告」の検索結果は158,000,000件でした。
次にユーザーがキーワード「インターネット広告」で検索する回数を調べたところ、月間8,783件でした。
8,783×8,783 ÷ 158,000,000 = 0.488 となります。
「インターネット広告」のKEI値は「0.488」でかなり低い数値です。
キーワード「インターネット広告」でのSEO、検索連動型広告をおこなった場合、強豪が多く、費用が高い場合は、費用対効果は低いキーワードです。
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OOH
OOHとはOut Of Homeの略で、家以外で接触する広告のことです。
OOHには、ビルの看板や電車内の広告、街中の大型ビジョン、街頭でのチラシ等があります。
OOH広告からホームページに誘導する手法もおこわれます。
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CGM
CGMとはConsumer Generated Mediaの略で、ユーザーが情報を配信するメディアのこと。
ブログ、SNS(ソーシャルネットワーク・サービス)、Twitter、クチコミサイトなどがCGMの代表例となります。
ユーザーが運営するメディアとなるCGMですが、企業側からの情報提供や、話題となるコンテンツの提供をおこなうことでCGMをコントロールすることも可能です。