GLOSSARY
ホームページの制作・運営に役立つ用語辞典
ウェブマーケティング用語
あ
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オーディエンスターゲティング
ユーザーの行動履歴(Cookieなど)から、ユーザーに最適な広告を表示させる広告配信のいち手法のこと。
広告配信の方法としては最も効率よく効果的ではありますが、個人情報の観点からCookieの利用にも制限がかかる場合があります。
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アクティブユーザー
ソーシャルネットワークやアプリなどを実際に利用しているユーザー数のことです。
SNSに登録して利用しているユーザーと利用していないユーザー。
アプリをダウンロードして利用しているユーザーと利用していないユーザー。これらは分けて分析する必要があります。
また、アクティブユーザーの指標は分かりやすい点にありますが、単純に利用率であって、エンゲージメント指標というわけではありません。さらにアクティブユーザーは下記の3つに分類して分析されます。
- MAU(Monthly Active Users)
月間アクティブユーザー数 - WAU(Weekly Active User)
週間アクティブユーザー数 - DAU(Daily Active User)
1日のアクティブユーザー数
どの期間を指標とするか、また分析するかはサービスやアプリによって異なります。
- MAU(Monthly Active Users)
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ウェブルーミング
購入する商品の情報をインターネットで調べてから、実店舗で商品を購入する購買行動のことです。
「ショールーミング」とは逆の購買行動になります。消費者のウェブルーミング
消費者がウェブルーミングを行うケースとして以下の点が挙げられます。
- 商品をすぐに手に入れることができる
- 実際に手にとって確認したい
- 送料を払いたくない
- 実店舗だけの特典やサービスを受けることができる
- ネットでは分からないことを店員に確認できる
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ウインザー効果
ウインザー効果とは、当事者からの情報より、噂や第三者から伝わった情報の方を信じてしまう心理効果のことです。
口コミサイトでのステルスマーケティングや、インフルエンサーを使った商品の紹介、ブログでのPR記事など、ウインザー効果はさまざまなところで使われています。
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オムニチャネル
顧客との接点となるあらゆるチャネル(実店舗、インターネット、テレビ、カタログ、電話、FAX、イベントなど)を使った販売戦略のことです。
実店舗に商品がない場合でも後から倉庫から顧客へ商品を配送したり、商品をインターネットで購入して店舗で商品を受け取ることができるなど、消費者の行動やニーズに合わせた販売戦略をおこなうことで、消費者への販売を促すことができます。
このような販売戦略をおこなうことで「実店舗がショールーミングとならない」「店頭にストックが要らなくなるため過剰な生産を抑えることができる」などのメリットが期待されます。
オムニチャネルを導入して成功させるには、実店舗、流通、倉庫、インターネットなどをスムーズに連動させる必要があります。
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アンカリング
印象に残った数値が基準となり、その後の判断基準となる心理傾向のことです。
例えば、最初に提示された商品の金額が100万円の場合、その金額が判断基準(アンカー)となり、その次に提示された80万円の商品が「安い」と感じます。
バーゲン商品の値札に「30,000円を10,000円」と、通常価格と割引価格が書かれているのもアンカリングの効果を取り入れた手法です。
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オプトイン
ユーザーがメールマガジンまたは告知メールの受信を承諾することです。
例えば、ホームページで「メールマガジンを受取りますか」の問いに、ユーザーが「はい」と承諾するやり取りがオプトインとされます。
ユーザーの承諾を得てからメールマガジンを配信するメールを「オプトイン メール」と呼びます。
ユーザーからの承諾なしにメールを配信するメールを「オプトアウト メール」と呼びます。
ホームページのCookieの受け入れや、個人情報の取り扱いにもオプトインの概念が用いられることがあります。
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アップセル
お客様により上位の商品、サービスを購入いただくことです。
例えば、ECサイトの商品ページに、上位商品を表示させてアップセルへと誘導させる施策があります。