GLOSSARY
ホームページの制作・運営に役立つ用語辞典
ウェブマーケティング用語
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AISCEAS
AISCEAS(アイシーズ)とは、AISAS(アイサス)の考えを補完するものです。AISAS(アイサス)にComparison(比較)と、Examination(検討)のプロセスが加わっているのが特徴です。
- Attention(注目)
- Interest(関心)
- Search(検索)
- Comparison(比較)
- Examination(検討)
- Action(行動)
- Share(共有)
インターネットでは商品・サービスの性能、価格などの比較検討が容易に行えることから、Comparison(比較)と、Examination(検討)が追加され、より詳細な消費者行動のプロセスとして考えられてます。
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CGM
CGMとはConsumer Generated Mediaの略で、ユーザーが情報を配信するメディアのこと。
ブログ、SNS(ソーシャルネットワーク・サービス)、Twitter、クチコミサイトなどがCGMの代表例となります。
ユーザーが運営するメディアとなるCGMですが、企業側からの情報提供や、話題となるコンテンツの提供をおこなうことでCGMをコントロールすることも可能です。
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CPA
CPAとは「コスト・パー・アクション(Cost Per Action)」の略で、資料請求や成約、購買などを1件獲得するために掛かるコストのことです。
CPA=広告コスト÷成約数例えば、広告費用20万円で成約数が30件の場合は、1件のコストは6,667円(四捨五入)になります。
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CPC
CPCとは「コスト・パー・クリック(Cost Per Click)」の略で、広告の1クリックにかかるコストのことです。
CPCの計算式は下記になります。
CPC = 広告費 ÷ クリック数検索連動型広告では1クリックにかかるコストが低く、コンバージョンに貢献するキーワードを探し出す事が重要です。
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CPM
CPMとは「コスト・パー・ミル(Cost Per Mille)」の略で、広告表示1,000回あたりの料金を示しています。
CPM=費用÷インプレッション×1,000広告のCPM
CPMは広告の費用対効果を測定することに使われていますが、広告の契約形態としても使われています。
広告がCPMである場合は、表示回数で課金される広告となります。 -
CPO
CPO (Cost Per Order:注文獲得単価)とは、1件の注文獲得にかかった費用(注文獲得単価)のことです。
1件の注文獲得にかかった広告費用が分るため、DMや、インターネット広告などの費用対効果を判断する指標として用いられます。
CPO=獲得顧客数÷広告コスト
例えば、販売価格1万円の商品で利益額が5,000円の場合、CPOが2万円ではプロモーションコストは15,000円の赤字となります。
15,000円の赤字を回収するためには、商品をあと3つ購入してもらう必要があります。
CPOの平均単価は、業界や商材などによって平均単価は変わってきます。
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CTC
クリック トゥ コンバージョン(Click To Conversion)の略で、広告クリック数に対するコンバージョンの割合のことです。
CTC = コンバージョン数 ÷ クリック数広告Aをクリックして訪れたユーザーが100名で、コンバージョンが15件の場合、広告Aのパフォーマンスは下記になります。
15 ÷ 100 = 15%
CTCが高い広告ほど、パフォーマンスが良い広告となります。
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CTR
CTR(Click Through Rate)とは、広告がクリックされた回数を広告が表示された回数で割った数値のことです。
広告のクオリティや、広告の配信先の効果を調査する時に利用されます。
CTR = クリック数 ÷ 表示回数メールマガジンに広告を出稿している場合は、メールマガジンの配信数で割ります。
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CVR
コンバージョンレート(Conversion Rate)の略で、目標達成率のことです。
CVRの基準となる数値は目的に応じて使い分けます。CVR = コンバージョン数 ÷ ユニークユーザー数
CVR = コンバージョン数 ÷ セッション数
CVR = コンバージョン数 ÷ ページビュー数ウェブサイトに訪れたユニークユーザーが100名で、コンバージョンが15の場合、CVRは下記になります。
15 ÷ 100 = 15%
ユニークユーザーが1000名で、コンバージョンが50の場合、CVRは下記になります。
50 ÷ 1000 = 5%
この場合、ユニークユーザーは10倍に増えたが、コンバージョンに関係しないユーザーを多く呼び込んでいる事になります。
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KEI
KEIとは「Keyword Effective Index」の略で「キーワード有効性指数」のことです。
KEI値が高いほど有効性が高く、SEOや検索連動型広告でも、費用対効果の高いアクセス、コンバージョンとなります。
KEIの計算式
KEIは下記の数式となります。
KEI = (検索回数×2乗) ÷ (検索対象ページ数)
KEIの具体例
例えば、ヤフーでキーワード「インターネット広告」の検索結果は158,000,000件でした。
次にユーザーがキーワード「インターネット広告」で検索する回数を調べたところ、月間8,783件でした。
8,783×8,783 ÷ 158,000,000 = 0.488 となります。
「インターネット広告」のKEI値は「0.488」でかなり低い数値です。
キーワード「インターネット広告」でのSEO、検索連動型広告をおこなった場合、強豪が多く、費用が高い場合は、費用対効果は低いキーワードです。
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LPO
LPO (Landing Page Optimization)とは、ユーザーが最初に訪れるWebページ(Landing Page:ランディングページ)を調整、最適化(Optimization)して、商品の購入や、会員登録などのゴールへ導きます。
ランディングページを最適化することで、コンバージョンを10%~20%へと引き上げた結果もあります。
例えば、インターネット広告を出稿している場合は、広告のリンク先がホームページではなくランディングページへと誘導します。
近年は、ランディングページからホームページへと誘導して、商品の購入や会員登録させる方法より、ランディングページだけで商品の購入や会員登録を完了させる方法が主流となっています。
複数のランディングページを用意して、最も効果が高いランディングページを比較測定する方法を「スプリットラン・テスト」と言います。
スプリットランテストをおこないながら、ランディングページを改善してコンバージョンを上げていくのが「スプリットラン・テスト」の概念です。
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MROI
マーケティング(Marketing)に投資した費用に対して、どれぐらいのリターン(ROI:return on investment)が得られたのかを数値化することで、追加の投資の判断や、投資先の変更や改善点を議論することができるようになります。
PDCAサイクルの「C(評価)」「A(改善)」の考察に役立てることができます。
MROIの計算式
ROI=(売上 - 売上原価 - 販管費 - 広告投資費) ÷ 広告投資費 X 100
100万円の広告で、500万円の売上が合った場合
売上から原価、販管費、広告費を差し引いて計算します。売上原価、販管費については業種や計上する範囲によって異なりますが、ある程度の正確な数値にすることで、投資の追加や改善が見えてきます。
手軽に利用できる
大規模なプロモーションの効果測定だけではなく、ホームページのリニューアルや、SEO、チラシ、DMなどの効果測定などにも利用することができます。
プロモーションによっては3ヶ月で効果測定することもあれば、3ヶ月、半年と継続して効果を測定するケースもあります。
ホームページやSEOなどは、継続して測定することである時期から投資が黒字化することもあります。
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OOH
OOHとはOut Of Homeの略で、家以外で接触する広告のことです。
OOHには、ビルの看板や電車内の広告、街中の大型ビジョン、街頭でのチラシ等があります。
OOH広告からホームページに誘導する手法もおこわれます。
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RSS広告
RSS情報の中に広告を埋め込み、RSSリーダーを利用しているユーザーに広告を表示させることができます。
ホームページのRSSを購読するユーザーは、そのホームページが配信する情報に関心を持っています。RSS広告は、ホームページの情報と関連する広告を簡単に表示することができるため、費用対効果の高いコンテンツマッチ広告として注目されています。
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アップセル
お客様により上位の商品、サービスを購入いただくことです。
例えば、ECサイトの商品ページに、上位商品を表示させてアップセルへと誘導させる施策があります。
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アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、広告主が報酬を払って、第三者のホームページに広告を掲載してもらう広告サービスの一種です。
アフィリエイト広告の出稿方法
広告主と掲載者とを仲介するASP(アフィリエイト・サービスプロバイダ)へ依頼して広告を出稿するのが一般的です。
アフィリエイト広告は多くは「成果報酬型」となっています。
資料請求や商品購入などの成果に対して報酬を支払います。アフィリエイト広告の特徴
- 多くのユーザーに広告を閲覧させることができる
- バナーをデザインすることで他社との差別化を図りやすい
- 成果報酬の広告を出稿できるため、費用対効果がわかりやすい
- 広告の掲載先を審査することができる
- 広告出稿に手間と時間がかかる
- 初期費用が高い
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アーンドメディア
アーンドメディア(earned media)とは、商品をサービスをブログやSNSを使って紹介するメディア・プロモーションのことで、トリプルメディアのひとつです。
テレビや広告とは違い、使用者がブログやSNSによる情報を配信することで、口コミ効果が期待されます。
また、ブログやSNSで商品やサービスを紹介したページから、商品・サービスに向けたリンクが貼られるためSEOの効果も期待されます。
ただし、リンクを購入した行為になるため、Googleはリンクに「rel="nofollow"」を記述することを推奨しています。
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イメージ広告
知名度アップやブランディングなど、商品やサービスのイメージを向上する広告のことです。
好感度の高いタレントの起用や、抽象的なイメージの良いキャッチコピーや文章、ビジュアルなどを使って訴求します。
不安を煽ったり、他社と比較するようなことはしません。イメージ広告に向いているのは知名度の高い企業やサービスとなります。
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インプレッション
ホームページの広告が表示された回数のことです。
アクセスが多いホームページほど、広告のインプレッション数は多くなり、広告の掲載料も高くなります。
広告がクリックされた数値
CTR(Click Through Rate)とは、広告がクリックされた回数をインプレッション数で割った数値です。
CTR=クリック数÷インプレッション数インプレッションの問題
ユーザーの画面にはまだ広告が表示されていなくても、広告が貼られたページにアクセスされると、インプレション数がカウントされます。そのため、ユーザーは広告を見ていない可能性があります。
ユーザーの画面に実際に広告が表示された「ビューアビリティ」が重要となります。
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インプレッション保証型広告
インプレッション保証型広告とは、広告が決められた回数に達するまで広告が表示される契約のことです。
契約したインプレッション数に達すると、広告が非表示となります。
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ウインザー効果
ウインザー効果とは、当事者からの情報より、噂や第三者から伝わった情報の方を信じてしまう心理効果のことです。
口コミサイトでのステルスマーケティングや、インフルエンサーを使った商品の紹介、ブログでのPR記事など、ウインザー効果はさまざまなところで使われています。
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オーディエンスターゲティング
ユーザーの行動履歴(Cookieなど)から、ユーザーに最適な広告を表示させる広告配信のいち手法のこと。
広告配信の方法としては最も効率よく効果的ではありますが、個人情報の観点からCookieの利用にも制限がかかる場合があります。
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オプトイン
ユーザーがメールマガジンまたは告知メールの受信を承諾することです。
例えば、ホームページで「メールマガジンを受取りますか」の問いに、ユーザーが「はい」と承諾するやり取りがオプトインとされます。
ユーザーの承諾を得てからメールマガジンを配信するメールを「オプトイン メール」と呼びます。
ユーザーからの承諾なしにメールを配信するメールを「オプトアウト メール」と呼びます。
ホームページのCookieの受け入れや、個人情報の取り扱いにもオプトインの概念が用いられることがあります。
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期間保証型広告
期間保証型広告とは、広告の表示回数やクリック回数に制限はなく、契約した期間中は広告が表示される契約のことです。
アクセス数やページビュー数が多いホームページの広告枠が期間保証型広告となっているケースが多いです。
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キャッチコピー
キャッチコピーとは、対象者への心理的効果を狙った文言のことで、和製英語になります。
キャッチコピーを創る職業としてコピーライターがいます。効果的なキャッチコピーとしては下記のポイントがあります。
- 商品、サービスの価値を伝えられているか?
- そのキャッチコピーは自社だけのものか?
(他社に当てはめてることができるものはキャッチコピーとして成立しない) - できるだけ短い文章
- オーバープロミス(過大)になっていないか?
80年代前後にコピーライターの職業が注目され、商品・サービスにあまり関連しない言葉遊びのキャッチコピーが賞を受賞するなど、キャッチコピーの黒歴史となっています。
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グーグルスラップ
グーグルスラップとは、AdWordsで品質スコアが低いキーワードの入札価格の単価が高額になるペナルティの一種です。
グーグルスラップを受ける原因は「広告リンク先のページの読み込みが遅い」「キーワードと広告のミスマッチ」「独自性のないページ(アフィリエイトだけのリンクなど)」などが原因とされます。
逆にグーグルスラップを受けにくいケースとしては「被リンクが多いドメイン(又はページ)」「ドメインエイジ(ドメインの取得年月)」などとされています。
サブドメインに受けたペナルティはメインドメインにも影響し、サブドメイン、メインドメイン共にダメージを受けます。
グーグルスラップを受けた場合は、リンク先のドメインを変更するのが最も早い回復とされますが、ペナルティを受けていると思われる点を改善し、グーグルに問い合せることで回復させることもできます。
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クリック保証型広告
クリック保証型広告とは、広告がクリックされた回数が契約に達するまで表示される契約のことです。
例えば、クリック数を5,000と設定した場合、5,000クリックされると広告が非表示となります。
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クロスセル
クロスセルとは、商品を購入したユーザーに、さらに別の商品も購入してもらうことです。
例えば、ECサイトの商品ページ内に「この商品を購入された方は下記の商品も購入しています」と商品購入を促すのもクロスセルが目的です。
また、商品購入後のサンキューメールにお薦めの商品を紹介してするのもクロスセルの代表的な施策です。
クロスセルを誘導する施策としては、ユーザーが閲覧している商品に対してどのような商品を表示するか、商品を薦めるタイミングが重要となります。
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行動ターゲティング広告
ユーザーが訪れたホームページや検索したキーワードの履歴情報から、ユーザーの趣味、嗜好にマッチした広告を配信することができます。
例えば、環境問題に関するホームページを閲覧しているユーザーが「車」を検索した場合に「ハイブリットカー」の広告を配信することができます。
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シーディング
シーディングとは、口コミを発生させるための種まき(シーディング)のことです。
口コミをする個人、口コミに影響力のある個人を「シーダー」と呼びます。口コミを利用したマーケティング「バイラル・マーケティング」「バズ・マーケティング」ではこのシーディングが非常に重要です。
適切なメディアやツールを使い、シーダーを刺激することで口コミが加速的に広がります。
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成果報酬型広告
成果報酬型広告とは、広告をクリックしたユーザーが、資料請求や商品購入などのアクションを起こした成果に対して広告料を支払う契約のことです。
広告がクリックされてもアクションがなければ広告料は発生しません。
アフィリエイト広告サービスの多くが、成果報酬型広告になっています。
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デジタルサイネージ
デジタルサイネージとは、店舗や施設内のディスプレイ、ビルの大型ディスプレイなどに広告や情報を映像で表示する広告媒体のことです。
広告の内容をいつでも変更できる点や、3D映像、カメラセンサーにより性別・年齢にあわせた広告を表示できる点など、従来の広告ではできなかったことが容易にできるのが特徴です。
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トリプルメディア
トリプルメディアとは、広告メディア(TV、雑誌などのマスメディア)、ソーシャルメディア(SNS、ブログ、Twitterなど)、自社メディア(自社サイト)の3つのメディアのことです。
広告メディアを「ペイドメディア(お金を払う広告)」、ソーシャルメディアを「アーンドメディア(評判・評価)」、自社メディアを「オウンドメディア」とも呼ぶことがあります。
インターネットが情報配信、情報配信のメディアとして成長してきたことで、これら3つのメディアをうまく活用することがこれからのメディア戦略には必要とされています。
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バイラル マーケティング
バイラル マーケティングとは、いわゆる「口コミ」により商品、サービスなどを促進、奨励させるマーケティングのことです。
人から人へ伝播していくため「ウイルス」の形容詞である「バイラル」から名付けられました。
商品やサービスを利用した消費者が、ブログやソーシャルネットワークなどから、商品の感想を簡単に配信できるようになり、その情報を第三者が共有、拡散することも簡単になりました。
また、企業側からの広告より、利用者からの口コミの方が信頼度が高い場合や、拡散するケースも多くあります。
こうした口コミの影響力が注目されて、マーケティングにも取り入られるようになりました。
口コミが広がるには
消費者が口コミしたくなる商品、サービスの開発や、口コミの影響力を持っている消費者へのアプローチや、話題作りなども必要となります。
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バズ マーケティング
バズ マーケティングとは「口コミ」を利用したマーケティング手法の一種です。
噂や話題を人為的に作り出して、消費者やマスコミの注意を引き、とにかく話題にすることが目的です。
バズ マーケティングの6つのポイント
バズ マーケティングの第一人者であるマーク・ヒューズは「人々が話題としたくなる物語を提供すること」が重要として、下記の6つをバズ・マーケティングのポイントとして挙げています。
- タブー
- 変わったこと
- 突飛なこと
- おもしろいこと
- ずば抜けていること
- 秘密(暴露)
バズマーケティングとバイラルマーケティングの違い
バイラル・マーケティングはマスコミ、企業からではなく、個人のコミュニケーションから発生すること。
単なる話題性を目的としおらず、商品やサービスの促進、奨励が目的となっています。
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ビューアビリティ
ユーザーが広告を閲覧できる状態で「広告の50%以上、1秒間以上(動画広告の場合は2秒以上表示)」表示された比率のことです。
ユーザーがページフッターまでスクロールしない場合、ページのフッターの広告は表示されていないがインプレッションがカウントしてしまうため、実際に広告が表示されているかが重要となっています。
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ブランドセーフティ
広告が適切なウェブサイト、ページに表示されていること。
また、企業イメージを損なうウェブサイトや動画に広告が表示されないようにコントロールすること。
2017年に大手ブランドの広告が、YouTubeの反社会的な動画に表示されていることで「ブランドセーフティ」の概念が広く知れることになりました。
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フリークエンシー
フリークエンシーとは、広告が一人のユーザーに何度閲覧されたかの値です。
フリークエンシーと似た指標に「リーチ」があります。
リーチは、広告がどれだけ多くのユーザーに見られたかを指標とする値です。広告におけるリーチとフリークエンシーの関係
- リーチ:どれだけのユーザーに広告が閲覧されたかの値
- フリークエンシー:1人のユーザーに広告が何度閲覧されたかの値
フリークエンシーを指標とする広告
高価な商品やサービス、珍しい商品やサービスは、何度も広告を見せることで興味、購入を促すことができるため、フリークエンシーを指標とします。
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プレミアム ポジション
プレミアム ポジションとは、グーグル「アドワーズ広告」で上部に掲載される掲載位置のことです。品質スコアが高い広告が表示されます。
プレミアムポジションに表示されることで、クリック率、アドワーズの品質スコアが上がり、結果として1クリックの単価も安くなります。
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ブロード配信
広告配信のいち手法のことで、広告のターゲットとなるユーザー設定を細かく設定せず、たとえば年齢・地域・性別だけにして広告を配信する方法です。
ブロード配信の特長
- to Cに効果的
- 広告単価が安い
- コンバージョン率は高くはないが、費用対効果で考えると獲得単価は最も低い場合がある。
- 広告配信の手間はかからないが、配信後は除外設定などの調整は必要
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ランディングページ
ランディングページとは、着陸・上陸(Landing)の意味で、ユーザーが最初に訪れるウェブページのことです。
ユーザーが最初に訪れるのはトップページとは限りません。ホームページの多くは、トップページ以外がランディングページとなっています。
有名企業や有名ブランドの場合は、ブランド名で検索されてトップページに訪れるケースが多くありますが、中小企業や無名ブランドの場合は、検索キーワードに関連するページがランディングページとなるケースがほとんどです。
アクセスを解析して、ホームページ内のランディングページを調べ、そのページをブラッシュアップすることで直帰率を減らせたり、回遊率を上げることができます。
ホームページとは別に、広告や検索サイトから訪れたユーザーにアプローチするランディングページを用意することもあります。
ランディングページは主に1ページだけで作られていますが、3~4ページからなる小規模なホームページのようなランディングページもあります。商品の購入や会員の登録などは、ランディングページだけで完結させる方がコンバージョン率が高いケースも多くあります。
ランディングページの制作費用
ランディングページの制作は、安ければ5万円から制作できます。
高いケースでは60万円~100万円以上するランディングもあります。最も良い方法は、まずは10万円~15万円でランディングページを制作します。
さらに10万円を運営費としてランディングページの改善を続けていきます。
制作費とトライ・アンド・エラーの運営費で合計15万円~25万円で費用対効果が高いランディングページを制作、運営することができます。ランディングページの改善
ランディングページを改善する一つの方法として「スプリット・ラン・テスト」があります。
複数のランディングページを用意して、最も効果的なランディングページを決める方法です。スプリットラン・テストの結果を基に、ランディングページのデザインやテキストなどを改善することを「LPO(Landing Page Optimization)」と言います。
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リスティング広告
リスティング広告とは、GoogleやYaHoo!などの検索結果やホームページに広告を表示させることができる広告サービスの一種です。
リスティング広告は「キーワード」を設定することで、そのキーワードに該当する検索結果やホームページに広告が表示されます。
特定のユーザーにピンポイントで広告を表示させたい場合に有効です。リスティング広告の費用は「クリック回数」「インプレッション数(広告表示回数)」で課金されるため、広告の効果が分かりやすく予算の透明性が特徴です。
リスティング広告の費用
リスティング広告の費用は入札制になっており、1クリックの単価が高い広告主がより目立つ位置に広告が表示されます。
ただし、クリック率が高い広告は入札単価が低くても目立つ位置に広告が表示されます。これにより広告のクリエティブが担保され、広告の改善がコストを下げることにも繋がります。
リスティング広告の特徴
- 特定のユーザーにピンポイントで広告を訴求できる
- 人気のあるキーワードは1クリックの単価が高額になる
- 初期費用が安く、手軽に始めることができる
- 広告のガイドラインが厳しい
- 競合他社に無駄に広告をクリックされて邪魔される場合がある
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リターゲティング広告
リターゲティング広告とは、ユーザーの履歴を基にマッチする広告を表示させることができます。
例えば、ECサイトでグッチの財布を閲覧したユーザーに、他のホームページでもグッチの広告を表示させることができます。
また、カートを放棄し他ユーザーに対して、より強いメッセージの広告を表示させることができます。
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リーチ
リーチとは、広告、WEBサイトがどれだけのユーザーに閲覧されたかを示す値のことです。
多くのユーザーに広告を見てもらうことを目的とした場合は「リーチ」を指標とします。
リーチと似た指標に「フリークエンシー」があります。
フリークエンシーは、1人のユーザーに広告を何度も見てもらうことを目的とした指標です。広告におけるリーチとフリークエンシーの関係
- リーチ:どれだけのユーザーに広告が閲覧されたかの値
- フリークエンシー:1人のユーザーに広告が何度閲覧されたかの値
リーチを指標にする広告
広告を一度見ただけで分りやすい商品やサービスは、多くのユーザーに接触してもらった方が効果的なためリーチを指標にします。
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レスポンス広告
レスポンス広告とは見込み客となるユーザーに訴求するキャッチコピーや文章を駆使して注文を獲得する広告のことです。
一般的なレスポンス広告として下記の施策が行われます。
- ターゲットを設定し、ターゲットを理解します。
- 商品の特徴や利便性、他社との違い。ターゲットが求める内容など訴求するキャッチコピー、文章を用意します。
また、試供品や一定期間無料、小冊子などサンプルを用意して見込み客を集めていきます。特に高額な商品は何かしらのサンプルがある方が効果的です。 - 収集された見込み客の情報を元にDMやテレアポ、メール(許可が必要)などでアプローチします。
- お客様から注文獲得後もPDCAをおこない改善していきます。